最近、TVのコマーシャルなどでも『予防歯科』という言葉をよく耳にするようになりました。
クリニックの診療内容にも『予防歯科』と標記されることが多くなりました
当院では「痛くなる前に受診を」「虫歯・歯周病にならないためのケアを」と患者さんの皆さまに長い期間をかけてお話をしてきています。予防歯科の考え方は歯科治療の上で当然必要なことと院長は考えています。
虫歯でもないのに時間をとって歯科医院に行くのは…と思われるかもしれません。
でも、何より大切なのは、ご自分の歯に優るものはないということです。少しでもよい状態が保てるように一緒に努力をしていきましょう!
歯を抜かなくてすむように。神経をとって被せるよりは、削って詰めることですむように、それよりは、削らずに予防処置だけですむように。歯周病の場合はそれによって歯を失うことのないように。
詰め物や被せものはご自分の歯とのすき間から、入れ歯は金具をかけているご自分の歯が二次カリエス(治したのにまた虫歯になってしまうこと)をおこしやすくなります。
ですから、今よく言われる『削らない治療』は確かに二次カリエス予防にとってはその通りなのです。
ても、あなたの歯がすでにそういった治療が必要な段階にきてしまっていたら…?
これから先のことをよく考えて、それぞれの患者さんにとって最善の治療法を選んでいきたいと思います。
はじめの話題に戻りますが、少しでもひどくしないうちに虫歯を予防する。
それは、忙しくても、ちょっとめんどうだなぁ、と思ってもまず、歯科医院てチエックを受け、そしてそれを習慣にしていただくことです。そうなることが院長にとってはとてもうれしいことなのです。
歯と口の健康週間を機に皆さまもお口の中のことを考えてみて下さいね。
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by komoda-shika
| 2014-06-04 11:22
| 医療